本堂修築落慶法要
2015年7月5日
平成27年7月4日、本堂修築落慶法要を執り行いました。
梅雨の中天候も心配されましたが、緑豊かなる耳納山脈に恵みの雨がふりそそぎ、170名を越える御参詣の皆様と一緒に観音様の慈悲に触れることができました。
檀信徒の皆様、観音寺に御縁ある方々のお力添えにより1300年を越える法燈を守り伝えていくことができました。本当にありがとうございました。
『観音経』には、
「慈意の妙なること大雲のごとく、甘露の法雨をそそぎ、煩悩の焔を滅除す」とあります。
観音様の慈悲の心は妙(たえ)なるものであり、その妙なる大きな雲は、有縁無縁区別なしに甘露という甘くて優しい仏様や観音様の法(おしえ)の雨をふりそそぎ、我々の煩悩の焔(苦悩)を取り除いてしまうのです。
今日という日が『観音経』の経説のようだと思いつつ、皆様のご健康とご多幸を祈念させていただきました。
今回本堂修築落慶記念と致しまして、7月5日(日)・7月11日(土)・7月12日(日)の三日間は朝から夕方五時まで御開帳をすることにしました。
どなたでも本尊様に触れることができますので、お時間に余裕がある方はどうぞお参り下さい。