秋季御開帳法要のご案内

2025年9月13日

*秋季御開帳法要のお知らせです*

 

9/21(日) 「秋季御開帳法要」

・10時 秘仏本尊十一面観世音菩薩御開帳並びに開運護摩祈願

皆様の厄除開運、健康増進等を祈願致します。

ご参拝いただいた皆様にはお身体に大般若のお加持を授けます。

・11時 「ザブトーン」無料LIVE~昭和懐かしいフォークソング~

 

・13時  開運護摩祈願

 

※10時~17時まで内陣特別参拝

 

いずれも参加自由となっております。

御開帳特別祈願・お彼岸先祖供養・護摩木の受付は事前、当日どちらでも可能です。宗派を問わず祈願・供養致します。

 

その他、お守りや御朱印の授与もしております。

今月の月替り御朱印は「南無阿弥陀仏」彼岸花のデザインとなっております。

 

まだまだ暑さ続きますが、どうぞご家族お揃いでお参り頂きますようご案内申し上げます。

 

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石垣山観音寺は、673年(白鳳二年)に天武天皇の勅願寺(時の天皇上候の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと)として創建されました。

 

寺伝に依れば、708年(和銅元年)には行基菩薩が西下し、翌年709年、七堂伽藍(しちどうがらん)(寺の主要な7つの建物。塔・金 堂・講堂・鐘楼・僧房・食堂)を造営、元明天皇より「観音寺」の勅号を賜りました。

 

本尊は十一面観世音菩薩を内蔵した聖観世音菩薩。713年(和銅6年)の境内地は24000坪あったと伝えられています。

 

847年(承和14年)、慈覚大師円仁が入唐求法(ぐほう:仏法を求めること)の帰途、この寺に立ち寄り、毘沙門院多聞堂や諸堂の創建と共に、「円成院」の院号を名づけ胎蔵界(たいぞうかい)の十三大院(じゅうさんだいいん)になぞらえて13ヶ寺を選ばれました。また、これまでの「法相宗」から「天台宗」 に改宗しました。

 

近年境内より9ヶ所の経塚(きょうづか)が発掘され、なかでも1112年(天永3年)の華麗な銅製経筒(きょうづつ)には埋蔵紙本写経として「法華経全巻」が揃った日本最古ともいわれる経文が内蔵されていました。

 

なお写経では、高麗版の「橡染紙銀字大般若経」、伝菅公筆「紺紙金泥写経文」など、未指定調査中の文化財も多く、平安後期の「木造毘沙門天像(県文化財指定)」や中国元代の絹本着色「羅漢渡海図」のほか、耳納山の由来となる伝説のミイラになった妖怪「牛鬼(うしおに)の手」なども秘蔵されています。

観音寺は開山以来、観音信仰がたゆみなく脈々と続いており、九州西国霊場第19番・筑後国第3番の札所として現在でも多くの巡礼の方々とご縁を結んでいます。

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