写経体験
2016年9月12日
観音寺では古来から写経が行われてきました。その顕著な例として、1974年(昭和四十九年)七月二十三日には、観音寺境内旧南門より銅製経筒が出土されました。
『摩訶般若心経』『妙法蓮華経』一部八巻が完全に内蔵されており、「天永三年(1,112年)9月7日、勧進僧浄因、執筆僧智昭」と記されていたことから、出土写経としては藤原道長の「紺紙金泥経」(国宝)についで古く、『妙法蓮華経』全巻が揃ったものとしては日本最古といわれています。
今日は八女市の方から写経体験に来ていただきました。20名弱の大人数で写経をしましたが、皆さま一字一佛の心でもって写経をしてもらえたかと思います。
写経体験では、まず最初に写経の歴史や教え等を説明しております。また、実際に書いてもらうお経を一緒にお唱えした後に写経をしていただいております。
写経体験は個別でも団体でも対応致します。
興味のある方は気軽にご連絡下さい。
天台宗 石垣山 観音寺